2013年9月5日木曜日

空虚

夏が終わったみたいです。
陽射しの鋭さが違う。風が優しく冷たい。そのうちにわたしは大人になってしまう。かなしみと呼ぶにはあまりにも醜い。
おそらく安定した幸せなんてもの与えられない人生なのでしょう。少し気を抜くと何もかもを失ってしまったような気持ちになっている。記憶に残る誰かに生かされていると否応なく感じる。いっそ空っぽになれたらと思っても、なりたいと願っても、どうしようもなくニンゲンなのでした。苦しい。虚しい。
この夏は自分をすり減らしながら生きていた。誰かが苦しみもなく殺してくれるっていうならわたしは躊躇いなく身を預けるのに。
なんて。
ほんとは誰よりも生きたいのかもな、とか。

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